つづく

革靴を履いて軋んだ足で帰路につく。結果的にべつにそんな必要はなかった気がするが、まあ気持ちの問題ということで。持ってて困るもんでもなし。それにしても、靴といいスーツといい、世の労働者はドレスコードだけでデバフがかかりすぎてやしないか。僕が安物を使いすぎなだけか。

とてもひさしぶりに二人体制で店番をした。自分がしてもらったことを返そうと思っていたが、まるでトンチキで、前任者はすごかったんだなとあらためて噛み締めた。おそらく僕は知識の伝授は多少できても実技の指導は向いていない。新しい方が明るくてしっかりしていそうなのが救いだ。

今日から試行的に夜営業をしている。といっても一時間延ばしただけだが、まちの書店の威厳を保つためにも、とおとつい進言したらもう今日からやることになった。思い立ったらムーミン一家ばりの機動力を発揮するなあ。ちゃんと結果が出て、継続的にできるようになるといいな。皆さんも、少しは来やすくなったはずなので、よかったらおいでなさーいな。

引き継ぎに催事に、少し忙しくなりそうだ。でも、やっと貢献できるという気持ちのほうが強いかもしれない。新刊がなるべくたくさんの人のもとに届くよう、できることをやりたいと思う。

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